【WealthNavi】止めました
キナはWealthNaviを17年9月から運用していましたが、20年7月末で運用停止しました。
WealthNaviをやめた理由
簡単に言うと、手数料1%が高すぎるってことと、デタックス機能がキナの場合あまり役に立たないってことが理由です。
手数料1%が高い
手数料の話は下の記事でも書いていますが、投資信託の信託報酬は0.1~0.2%(年率)が最近の標準で、高いものでも0.3~0.4%程度です。
それに比べて、WelthNaviの信託報酬1%(年率)は明らかに高いです。
上記は、あえてキナのWealthNaviのスマホアプリ画面全体のスクショを載せました。分配金の約2/3が手数料として引かれています。正直、この手数料がもっと低ければもっと資産は増えました。
通常の投資信託は分配金が評価金額に反映され、その総資産から0.1~0.4%の手数料が差し引かれます。一方、WealthNaviでは分配金が受け渡され(ここで課税)、さらに保有資産に対して、手数料1%(年率)が毎月差し引かれます。手数料の差だけでも0.6~0.9%ほど利益率の低下がみられます。この0.6~0.9%。大したことないと感じる方もいるでしょう。しかし、これは大したことです。
通常資産運用した際の平均パフォーマンスは年率3~5%程度です。これから0.6~0.9%引かれるとすると、3~5%⇒2.1~4.1%となり、最大で30%(利益率3%、手数料差異0.9%)もの利益が持っていかれることになります。10,000円もらえるはずが、7,000円しかもらえないという感じです。
キナは松井証券の投信工房でも運用しており、ポートフォリオ構築も自分でできるので、この利益率低下を嫌ってWeathNaviでの運用を停止しました。
デタックス(減税)効果は限定的
WealthNaviでキナが期待していたデタックス機能ですが、こちらは思ったほどではなかったです。当初キナは手数料1%を多少相殺するくらいの効果を期待していましたが、ほとんど効果の実感がありませんでした。というか、手数料の高さに完全に隠れてしまったという感じです。
WealthNaviでの運用が向いている人は?
ここまで散々言っておいてなんですが、WealthNaviは投資初心者の入門ツールとしては有用です。
・ポートフォリオは簡単な質問で自動設定
・買い付け日の設定不要
・お金を入金すればあとは自動
という、投資初心者で正直よくわからない!って方にはとても助かる機能が満載です。投資信託を自分で選ぶのとか、難しいし、勉強するのにも手間も時間もかかります。
なので、投資のことはよくわからんが、始めてみたい!って方にはWealthNaviはおすすめです。これで、資産運用に興味を持って、いろいろ知識が増えてきたら自分で投信を買ってみるという次のステップへの足掛かりとするのがいいと思います。あとは、公私ともに忙しい方とかもWealthNaviはおすすめです。手間も時間もかかりませんから。
ということで、キナのWealthNavi関連の記事はこれで最後になります。
あ、最後に運用成績を!
入金額:30万+毎月1万(計57万円)
出金額:60.8万円
利益:3.8万円(6.67%(約2年間))
損はしていないですが、パッとしないというのが正直な感想です。
これからは、「松井証券 投信工房」と「ループイフダン」をメインで紹介していきますので、引き続きよろしくお願いします。