サラリーマン投資家の資産運用

サラリーマン投資家の資産運用

株式、投信、ロボアドバイザー主体で たまに節税やポイント活用方法も

誰でもできる!おすすめ投資開始手順まとめ

老後に2000万円不足するという報告書もあり、

資産形成に向けて投資を始めようという方必見です!

 

0.投資を始める前の心構え
1.投資資金を用意しよう!
 1-1.先取り貯蓄で生活防衛資金を確保
 1-2.先取りで投資資金を確保
2.税負担を減らそう!
 2-1.確定拠出年金を始めよう
 2-2.ふるさと納税自治体を応援して返礼品をもらおう
 2-3.NISA、つみたてNISAを始めよう
3.資金が余ったら長期・分散・積立で資産を育てよう
 

0.投資を始める前の心構え

投資を始める前に、マインドセットが必要です。

大事なことは下の二つだけです。

(1)絶対に損をするな

(2)決めたルールを守れ

これを見て、何を当たり前のことを…と思うかもしれません。

(1)はお金を減らさないということです。投資の元本が3万円だとしたら、投資中はこの3万円を減らさないということです。人は感情に行動が引っ張られる生き物です。理性で判断すれば、そんなことはしないというタイミングで思わぬ行動をとってしまいます。そこで(2)のルールを守れというのが大事になってきます。

例えば…

(A) 資産評価が20%のマイナスになり、不安になって解約する
(B) 資産の評価が50%プラスになり、上がると期待して大金を追加投資する
 
などのケースでは、どちらも冷静な判断ができていません。
(A)は資産評価が下がった不安に耐えられず、結果損をしています。積立投資をしていればいずれ相場の回復の恩恵が得られるのに、その機会を自ら捨ててしまっています。(B)は逆にもっと上がると期待して相場のピークで資金を投入してしまう恐れがあります。そのまま相場が続けばよいですが、高値でつかまされる可能性が高いです。

冷静さをなくさないためにも、一度決めたルールを守りましょう。もちろん、ルール自体を見直していくのはOKだと思います。ただし、それは急激な下落局面、上昇局面でコロコロ変えていいということではありません。慣れるまでは変えないほうが良いです。

 

1.投資資金を用意しよう!

 

 1-1.先取り貯蓄で生活防衛資金を確保

まずは投資の前に最低限の生活防衛資金を確保、または確保する仕組みを作りましょう。目安の金額は半年生活できる程度です。毎月20万で生活しているなら、100万以上が目標となると思います。仕組みの作り方は簡単です。

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悪い例ではとりあえず、必要経費を払ったあとは、残りは小遣いとして使ってもいい状態です。余ったら貯蓄しようとしていますが、こういう場合大体余らないことが多いです。 

対して良い例では先に貯蓄や投資に使うお金を抜きます。この時、会社の仕組みがあれば貯蓄用の第2口座に一定額入るように設定しましょう。そして、その口座からは生活資金は引き出さないと決めましょう。その口座のキャッシュカードを携帯しないなど、すぐに引き出せないようにすると安心です。先取する金額の目安は手取りの10~20%です。

 

 1-2.先取りで投資資金を確保

これも1-1と同様です。十分な生活防衛資金を確保できたら、その口座または別口座に投資用の資金が自動で先取りできるようにしておきます。1-1.と1-2.は並行して進めるのもOKです。

 

2.税負担を減らそう!

次に3つ税制優遇措置を活用して節税と資産形成を進めていきます。

 

 2-1.確定拠出年金を始めよう

確定拠出年金とは、自分で選んだ金融商品に毎月一定額の掛け金を投資していくものです。これをやるメリットは3つあります。

確定拠出年金のメリット

「掛け金で所得控除できる」
「運用益は非課税」
「受取時は退職金等扱い」

簡単にいうと、掛け金の一部が確定申告や年末調整で戻ってきて、通常約20%取られる運用益への課税もなく、受取時も退職所得控除や公的年金等控除が使えます。

企業型DCがある方はそちらがあるか勤め先に確認を。なければ個人型DC(iDeCo)を活用してください。どちらも選べる商品は勤め先や証券会社によって異なるので、おすすめがコレ!等は残念ながらいえません。信託報酬が安い、インデックス投資がおすすめです。

 

 2-2.ふるさと納税自治体を応援して返礼品をもらおう

ふるさと納税は2019年6月より還元額の目安が30%以下になってしまいましたが、それでも十分お得な制度です。実質負担2000円で返礼品がもらえます。こちらは資産形成そのものには寄与しませんが、支出を下げることができるのでその分貯蓄・投資に資金を回すことができます。5団体までなら確定申告不要で簡単な書類を送るだけなのでお手軽です。

おすすめのサイトはその都度キャンペーン等があるので難しいですが、楽天ユーザーは楽天ふるさと納税、アマゾンユーザーはふるなびがお得です。控除できる金額の計算はふるさとチョイスが充実しています。詳しくは他のサイト様でまとめられています。

diamond.jp

 

 2-3.NISA、つみたてNISAを始めよう

NISA、つみたてNISAのメリットはそれぞれの決まった期間の運用益が非課税になることです。それぞれの年間買い付け可能金額と非課税期間がNISAは年間120万円、5年間、つみたてNISAは年間40万円、20年間です。

NISAとつみたてNISAは併用できません。1年ごとに変更は可能ですが、同時に開設できないので、自身の投資スタイルによってどちらかを選びましょう。NISAの方がつみたてNISAよりも選べる商品の種類は多いです。

これから投資を始める方はつみたてNISAをおすすめします。理由は非課税期間が20年と長いからです。つみたてNISAの商品は複利の効果が大きい商品が多いので、20年間分の運用益が非課税になるのは大きいです。また、年間40万というと、月額3.3万円なので、投資経験が少なく少額からはじめる場合は上限を超えることもないでしょう。

NISAは株・投資信託(株以外もOK)・ETFREITで使えます。特にETFはおすすめです。ある程度資金に余裕がある方はこちらも検討してみてください。

 

3.資金が余ったら長期・分散・積立で資産を育てよう

最後に上記をやっても資金が余っている方向けに少しだけ。基本的に今回は投資初心者向けなので、自分でポートフォリオを組まなくてもよい、ロボアドバイザーで始めると良いと思います。ロボアドバイザーも種類が多くありますが、まずは始めることが大事だと思うので、フィーリングでOKです。ロボアドバイザーの種類を以下に書いておきます。

〇ロボアドバイザー

「WealthNavi」

「TEHO」

「楽ラップ」

他にもいろいろありますが、個別の商品を設定したりしない(できない)ものを挙げました。個別の商品を自分で修正するのは慣れていないと難しいかもしれないので。

とりあえず、上記3つのうちどれをやっても大丈夫だと思います。私がやっているのは「WealthNavi」だけですが、ほかのロボアドバイザーも他の方が載せている実績を見ると問題ないと思います。ちなみに「楽ラップ」は楽天ポイントで買っている投信が10万円を超えたら一度検討してみる予定です(あと3万ポイントくらい)。

「WealthNavi」の方は実績載せてますので、見てみてください。

 

最後に

今回はおすすめの投資を始める手順をまとめました。長期・分散・積立投資では元本割れのリスクは少ないので、「確定拠出年金」か「NISA・つみたてNISA」どちらかだけでもぜひ始めましょう。

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