サラリーマン投資家の資産運用

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【ループイフダン(年利10%以上、360万運用中)】設定メモ ユーロ/英ポンド

FX自動売買システム アイネット証券の「ループイフダン」を350万円で運用しています。

今回は、今年3月より運用に取り入れたユーロ/英ポンドの設定根拠の覚書です。

 

 

 取引通貨ペア

※現在の設定(2021年3月現在)

豪ドル/円:B100 x 2

カナダドル/円:B100 x 2

NZドル/円:B100 x 1

スイスフラン/円:S100 x 2, S80 x1

豪ドル/NZドル:B80 x 2, S40 x 1, S80 x 1

ユーロ/英ポンド S80 x 1 ←New

運用資金:110万円スタート、現在の口座資金は約360万円

 

なぜユーロ/英ポンドなのか

 

結論から言うと、通貨ペア分散の効果が期待でき、想定値幅が比較的狭いからです。

設定の経緯(興味ない方は飛ばしてください)

これまで私はクロス円を主体に運用しつつ、クロス円のヘッジ用にスイスフラン/円を、分散用に豪ドル/NZドルを入れていました。しかし、運用資産が増えるに従い、主力の豪ドル/円が4セットに増えており、豪ドルが一気に変動したら...最悪ロスカット!というリスクを抱えていることに気づきました。 

特に主力は豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円とすべてクロス円であり、3種類に分散しているとしても、円が一気に弱くなるor強くなるなどのリスクがあり、分散の意味が弱い組み合わせです。

未来がどうなるかはわかりませんが、不安を抱えてまま運用を続けるのは嫌ですので「分散効果を高いクロス円以外の通貨ペアを増やそう!」と思って候補を探しました。アイネット証券で現在外貨同士で取引できる通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフランカナダドル、豪ドル、NZドルの7つ(全組み合わせがあるわけではありません)です。私は赤字で示した3通貨以外はすでにクロス円で取引をしているため、選択肢は米ドル、ユーロ、英ポンドの3通貨間の取引しかありませんでした。

そのため、残った候補としては「ユーロ/英ポンド」「ユーロ/米ドル」「英ポンド/米ドル」の三つです。これらの過去の変動について確認していきます。

「ユーロ/英ポンド」

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ユーロ/英ポンドの25年間の変動幅は0.56~0.98。15年間では0.65~0.98です。

ユーロはまだ比較的新しい通貨ですので、初期は価値が安定していない可能性も加味すると、15年間の変動幅を想定幅として、

「0.65~1.00」が想定値幅となりそうです。長期的にはレンジ相場になっていますし、値幅もそこそこ狭くていい感じですね!

「ユーロ/米ドル」

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ユーロ/米ドルの25年間の変動幅は0.82~1.61、15年間では1.02~1.61です。

25年間で見ると、変動幅がかなり大きくてきつそうですが、初期のユーロは価格が安定していないので、そこは気にしなくてもいいかと思います。一方、10年単位でみると下落トレンドとなっており、ちょっと手を出しにくいかもしれません。

15年間の値幅を想定値幅とすると、「1.00~1.65」と少し余裕を持ったところを想定値幅にしたくなります。広いので、資金が余ったらやろうかなくらいの気持ち、というのがこの値幅を見た素直な感想です。

英ポンド/米ドル

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英ポンド/米ドルの25年間の変動幅は1.14~2.09、15年間でも変わらずです。

ブレグジット関連でいろいろあったこともありますが、ここ10年は下落トレンド、長期的な変動幅が大きそうなので、安定運用には向いていなさそうです。

あえて運用値幅を設定するなら、ここ10年の範囲を運用範囲として「1.14~1.71」としますが、ちょっと怖くて運用したくないですね…

通貨ペア比較まとめ

これらを踏まえて、各通貨ペアでハーフ&ハーフをやった時の目安資金を算出しました。

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特に何か言うまでもなく、圧倒的にユーロ/英ポンドが目安資金少ないですね。表では100pipsでの比較を行っていますが、実際は資金効率の面から80pipsでエントリーすることにしました。

実際のユーロ/英ポンド運用指針

実際の運用での売りと買いの切り替えタイミングについてです。

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チャートや表からも読み取れますが、0.65~1.00の範囲で運用します。

中央は0.825なので、そこで売り買いの切り替え!としたいところですが、それだと手間がかかるので、実際の運用では

0.65~0.85:B80

0.80~1.00:S80

とし、B80の上限、S80の下限を下回ったらB80とS80を切り替えるという感じで運用する予定です。

具体的には、

・B80を運用中に0.85を超えたらB80を停止、S80を開始。

・S80を運用中に0.80を下回ったらS80を停止、B80を開始。

・(0.80~0.85はそれまでに運用している側で取引)

という感じです。

今回エントリーするタイミングでは0.85をわずかに上回っていたので、S80でエントリーしています。

 

まとめ

ユーロ/英ポンドはまだ始めたばかりなので、これから実績を積んでいくのが楽しみです。また、ユーロ/英ポンドは、どちらも欧州ですので地域的な側面からみると、豪ドル/NZドルのようにそこまで大きく動かない上に、独自の動きをする通貨ペアのような気がしています。

今後の運用について失敗も含めて正直に報告していきたいと思います。アドバイスや励まし等も大歓迎ですので、よろしくお願いします。

 

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